診療案内
代表的な疾患(循環器内科)
Typical diseases
狭心症
心臓の冠動脈が一時的に狭まるか閉塞することで、心筋に酸素と栄養分が供給されなくなり、胸部の痛みや圧迫感を考える疾患です。痛みは通常、胸骨の後ろや左胸部に現れますが、冠動脈の狭さが進むと安静時も起こります。 狭心症は冠動脈性心臓病の症状であり、治療法は大きく内服治療とカテーテル治療に分かれます。当クリニックでは必要に応じて治療に対応している医療機関をご紹介しています。
弁膜症
心臓の弁膜に異常が起こる疾患で、心臓の正常な血液の流れを悪化させる可能性があり、それぞれ独自の症状があります。これらの状態は、適切な治療が必要で、治療法はや異常の程度によって症状が異なります。早期診断と適切な治療は、患者の健康を維持し、心臓機能を改善するために重要です。
高血圧
血管内の血液圧が通常よりも高くなる状態で、心臓への負担や臓器への損傷を考える可能性があります。喫煙などと関連しており、早期発見と管理が重要です。治療には薬物療法や生活習慣改善が用いられ、具体的には減塩、適度な運動、禁煙、アルコール制限が含まれます。高血圧を管理することで合併症のリスクを軽減させることができます。
脂質異常症
血液中の脂質（脂肪）濃度が異常に高い、または低い状態を指す疾患で、主にコレステロールや中性脂肪の異常が見られます。脂質異常症は遺伝的要因や生活習慣によって生じることがあり、高コレステロール症と高中性脂肪が主な形態です。生活習慣改善（バランスの取れた食事、適度な運動、禁煙など）と薬物療法が治療に用いられ、早期発見と適切な管理が心臓血管の健康に繋がります。
不整脈
心臓のリズムや拍動が通常のパターンから逸脱し、不規則な拍動を示す状態です。
不整脈は心臓の電気的な信号伝達に問題があることが一般的な原因で、心臓疾患、血圧、ストレス、喫煙、カフェイン摂取、薬物の副作用など関連しています。
治療は原因や症状に応じて異なり、薬物療法やカテーテルアブレーション、ペースメーカーなどが使用されます。
心臓血管外科
Cardiovascular surgery
心臓血管外科では、下肢腫瘍や動脈硬化、リンパ浮腫などの疾患を専門的に診療しており、特に下肢静脈腫瘍の治療に力を注いでいます。
心臓血管外科学会に認定された専門医であり、豊富な経験を持っています。
静脈腫瘍の治療において、患者様の身体への負担を最大限に考慮して、最新のレーザー焼灼術を導入しております。
患者様の症状や状態に合わせて、最適な治療方法をご提案し、必要な手術について丁寧に説明させていただきます。
また、必要に応じて他の医療機関とも連携し、治療を行う体制を整えております。
患者様の健康と快適な生活をサポートするため、ご安心してご相談いただければ幸いです。
代表的な疾患
代表的な疾患(心臓血管外科)
Typical diseases
動脈硬化
血管内に脂質やカルシウムが蓄積し、血管が厚くて硬くなる疾患で、高血圧、高コレステロール、喫煙、肥満、糖尿病などの生活習慣が原因です。血管の狭窄により血流が制限され、心臓病や脳卒中のリスクが上昇します。予防には健康的な生活習慣が不可欠で、食事、運動、禁煙、ストレス管理が重要です。医師の指導の下で薬物療法が行われることもあり、早期の診断と適切な管理が合併症のリスクを軽減します。
リンパ浮腫
リンパ液の循環が阻害されることにより、体の特定の部位が腫れる疾患です。主な原因は、リンパ節の摘出、損傷、放射線治療、感染症などがあります。この状態では、余分なリンパ液が滞留し、腫れや不快感が生じます。リンパ浮腫の治療には、物理療法、薬物療法が含まれます。早期の診断と適切な管理が重要で、症状の軽減と生活の質の向上に寄与します。
大動脈瘤
大動脈の壁が膨らむ異常で、重要な血管の一つである大動脈が拡張します。主な原因は高血圧、動脈硬化、遺伝などがあります。大動脈瘤はしばしば症状がなく、無症状のまま進行することがありますが、破裂すると致命的な出血を引き起こす危険性があります。治療には手術的アプローチや経過観察などがあり、定期的な医療フォローアップが必要です。